よくある質問
みなさまから寄せられる質問とその回答を掲載しています。
熱処理編
- Q,形状・大きさによる変寸率はどのくらいですか?
- Q,冷間ダイス鋼をHRC60以上にするにはどのようにしたらいいですか?
- Q,冷間工具鋼と熱間工具鋼の用途はどんなものがありますか?
- Q,SKD11とSKSではどちらの伸びが大きいですか?
表面処理編
回答 熱処理篇
- Q,形状・大きさによる変寸率はどのくらいですか?
- 形状や大きさによる変寸率は一般的にはSKD11系では0.1%程度となりますが当社の豊富なデータにより変寸率をコントロールいたします。
- Q,冷間ダイス鋼をHRC60以上にするにはどのようにしたらいいですか?
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材質によって違いますがSKD11だったら低温戻しすればHRC60以上になります。
だだしワイヤーカットが有る場合は、割れる可能性があるので焼入れ時の熱歪による内部応力を高温で緩和する高温戻しを推奨いたします。(この場合は60HRCの硬度は厳しくなります)
注
低温戻し;150℃~200℃程度の戻し温度
高温戻し;480℃以上の戻し温度 - Q,冷間工具鋼と熱間工具鋼の用途はどんなものがありますか?
- 熱処理ページにあります「金型の呼び方と適用鋼種」をご覧ください。
- Q,SKD11とSKSではどちらの伸びが大きいですか?
- SKS材は基本的に伸びが大きくSKD11材のの2倍と考えてください。SKD11材は焼戻しにより寸法のコントロールを実現できます。