今までは・・・
 JIS規格のSKD61で制作した金型は
 ヒートチェックが発生すると割れが
 深く大きく現れ、すぐに金型として
 使用できなくなっていました。



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 このような深く大きな割れは鋼材に含まれる炭化物(偏析帯)の量が
多いほど発生しやすくなります。
KDA1Sはこの偏析帯を軽減することで
優れた耐ヒートチェック性を実現しました。
SKD61ミクロ偏析写真
KDA1Sミクロ偏析写真

(注:上写真の黒く縞模様に見えているのが偏析帯



同一条件でのヒートチェック発生状況
SKD61
KDA1
KDA1S


試験条件
高周波加熱:100℃⇔600℃