(焼きなまし材)


KD11SSKD11に正面フライス加工を行い
加工中の様子や、その加工量を比較することで、
KD11Sの優れた加工性を確認します。
(使用機械、試験条件は以下の通り)

NC複合フライス盤
CMN-5B
SE445R0506E(125φ 6枚刃)
刃物:UTi20T(SEKN1203AFTN1)

鋼材寸法
 厚み:60mm
 幅 :305mm
 長さ:1500mm

 切削速度:150m/分(382rpm)
 送  り:485mm/分(0.2mm/刃)
 切込み量:4mm


加工の様子からKD11Sの優れた加工性が解ります。
SKD11の加工をムービーで見る KD11Sの加工をムービーで見る

試験結果
 このテストではSKD113面(13.5m)
 
KD11S7面(31.5m)加工することができ、
 
2倍以上の加工性KD11Sにあることが解りました。
 (いずれも刃物寿命まで加工)

 その差は鋼材を並べてみると一目瞭然です。
 (左画像)


排出された切り屑を見てもKD11Sの優れた加工性が解ります。
  
KD11Sが殆ど変色する事もなく、形も一定の切り屑を
  排出しながら
7面まで加工を終えたのに対し、
  
SKD111面目から加工中に発生する熱により変色が始まり、
  
3面目の切り屑は形もバラバラになっています。

比較試験2へ
KD11Sその優れた加工性で現場のニーズに貢献します。
(プレハードン材の加工)