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トピックス

2016年12月07日

㈱カムス 表面処理事業海外展開開始

 日本高周波鋼業㈱の100%出資の子会社である㈱カムス(本社・群馬県太田市 
社長 久留島靖章)は、中部テクノセンター(愛知県瀬戸市)で行っている、冷間プ
レス金型用表面処理技術(マカオンコートKS-G)を、中国の深圳市和勝金属技術
有限公司にライセンス契約する事を発表した。
 マカオンコートKS-Gは、冷間プレス金型用に開発された表面処理皮膜で、特に
ハイテン鋼板成形用金型の寿命向上に効果があり、自動車関連の多くのユーザ
ーから好評を得ている。
 近年の、自動車骨格部品のハイテン鋼板使用の増加により同社のKS-Gのニ
ーズは高まっている。又、海外でのハイテン鋼板使用の増加計画もあることから、
今回の深圳市和勝金属技術有限公司との技術提携により、中国国内での表面
処理需要に対応を行うこととしている。

 深圳市和勝金属技術有限公司は、中国で長年、金型熱処理・表面処理(TD処
理)を行っており、今回の(PVD処理)の処理技術を有する事で、中国国内での日
系自動車メーカーを中心とする、表面処理事業の拡大を見込んでいる。
 深圳市和勝金属技術有限公司は、(株)神戸製鋼所製の大型成膜装置(AIP-S
90)の導入を決定。2017年2月より操業開始の予定である。


以 上

広東省東莞市で行われた金型展示会での発表

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